□ サイズ : 約15cm x 約16cm
桜染の茶色地に、たては白とサルスベリで染めた墨色、
よこは黒と薄黄緑の小格子。
画像ではわかりにくいですが、
実物を自然光にかざすとヤマモモ染めの薄黄緑の段が爽やかです。
着物を制作した際の最初の試し織り部分を
古袱紗に仕立てたもので、
よく見ると一様ではない格子と、力強い糸味、風合いに、
拝見の際の面白味を感じます。
4、5、6枚目の画像は別の作品(小袱紗「桑畑」「姫早百合」、出袱紗「網代格子」)です。
このように、茶席やお稽古だけでなく、
お気に入りのオブジェや小物と取り合わせて、
生活を彩る布としても愉しんでいただけます。